自動販売機でのタバコの購入には、成人識別ICカードのタスポが必要となったが、
タバコほしさに万引きをした高校生が現行犯逮捕されました。
「これまでのようにタバコ自動販売機で変えなくなったので盗んだ」と供述しているそうだ。
確かに買えなくなったの今までタバコを吸っていた人間にとってはきついことでしょうね。
ただでさえ、中毒性が高い品なのに。
しかし、この高校生は選択を間違えた。
万引きや盗みという犯罪に手を染めてまで、欲しがってしまったのだ。
正直な話、抜け道はいくらでもあるだろう。
老けた格好でスーツなんかを着て買い物に行けば買ってしまうこともできるだろうし、インターネットでも
注文できそうなものだ。
だからといって未成年者に喫煙したい方法を教えるつもりは毛頭なく、むしろ、コレをタバコをやめる良いきっかけだと捉えられればよかったのになあ、と思ってしまう。
タスポが不人気で正直普及が進んでいないようですし。
そりゃあ面倒ですよね。喫煙者(約2600万人)の8%程度が取得者だそうです。
その面倒くささも、「面倒くさいからタバコをやめる!」という選択を起こさせるには良かったのかもしれないが・・・・タバコ使用者の欲求はそれでは収まらなかった、と言うことだと思います。